UAEのDMTT(国内ミニマム課税)を
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OECDピラー2導入の実務ポイント。対象範囲・計算の仕組み・セーフハーバー・QFZP企業特有の論点までを実務視点で整理します。
最低税率
しきい値
事業年度
反映済み
本レポートが応える問い
UAEは2025年1月1日以降に開始する事業年度から、OECDピラー2に基づく自国版の上乗せ税=DMTT(国内ミニマム課税)を導入しました。UAEのフリーゾーン0%税制やCTの9%税制は、OECDの計算上そのまま「実効税率(ETR)」として認識されるため、CT上は0%でもピラー2の計算では0%のETRとみなされ、15%との差額がDMTTとして徴収され得ます。
「QFZP認定=DMTT対象外」ではない、という点が本レポート全体を通じた最重要ポイントです。対象範囲・計算の仕組み・セーフハーバー・QFZP企業特有の論点までを実務視点で整理します。
主要結論
連結売上高€750M以上のグループ。判定は個社ではなく最終親会社(UPE)の世界全体売上高で行う。
UAEのCT(0%/9%)とは別に、OECD基準(GloBE)でETRを再計算。15%未満ならDMTTで差額を徴収。
QFZP認定はCTを0%にするだけで、DMTT対象からの除外規定は存在しない。両者は独立した別のテスト。
移行的CbCRセーフハーバーが、移行初期にグループを実質的に守り得る最も現実的な手段。
今すぐ着手すべき項目(抜粋)
本レポート巻末には、今すぐ着手すべき6項目のチェックリストを収録しています。
| 領域 | 着手すべきこと |
|---|---|
| 適用判定 | グループが直近4年のうち2年で€7.5億のしきい値を満たすか、UPEレベルで確認する |
| ETR試算 | UAE CT申告だけでなく、GloBE手法を用いてUAE混合ETRを試算する |
| セーフハーバー | 移行的CbCRセーフハーバーが自社の最初の移行年度に利用可能かつ有利か評価する |
目次
- 本レポートが応える問い(Overview)/Key Findings
- 用語集(OECD・GloBE・ETR・QDMTT・SBIE・UPE・MOCE 他)
- UAEがDMTTを導入した経緯/法的根拠とタイムライン
- 対象範囲(しきい値・対象事業体)/2026年の最新動向
- 計算メカニズム(3ステップ)とSBIE
- セーフハーバー①:移行的CbCRセーフハーバー(3つの代替テスト)
- セーフハーバー②〜④:簡易計算/初期段階除外/移行的ペナルティ救済
- 申告義務・EmaraTax登録・データ負荷の実務的注意
- CT/フリーゾーンとの2層構造・QFZP一般原則
- QFZP企業の主要論点・試算例・優遇税制との相互作用
- FAQ(6問)+今すぐ着手すべき6項目
- Biz EasyのTax Advisory・お問い合わせ
2026年の最新動向
省令第96号/2026(2026年6月22日発布)により、UAE DMTT制度の運用がさらに具体化されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最新ガイダンス | OECDの2026年版統合コメンタリー・運用ガイダンスを採用し、旧・省令第88号/2025を廃止 |
| EmaraTax登録 | FTAがピラー2(上乗せ税)の登録をEmaraTaxポータル上で開始。対象グループは登録可能かつ登録すべき状態 |
| 変わらない点 | 法的根拠、€7.5億のしきい値、15%の最低税率、適用開始日(2025年1月1日以降開始の事業年度) |
本レポートの全文をお読みいただけます
14ページの完全版PDF(日本語)を無料でダウンロードいただけます。対象範囲・計算の仕組み・セーフハーバー・QFZP論点の詳細解説と、FAQ・チェックリストを含みます。
本レポートについて
本レポートは、Biz Easy FZCOのTax Advisoryチームが、200社以上のUAE進出企業の支援実績に基づき作成した実務解説資料です。2026年7月28日開催のセミナー「UAE Domestic Minimum Top-Up Tax(DMTT)」の内容をもとに構成しています。
担当:Tax & Accounting Advisory|info@bizeasy.co
本資料は、一般的な情報提供を目的として作成されており、税務助言を構成するものではありません。情報は2026年7月時点のものであり、内容は予告なく変更される場合があります。DMTT・ピラー2は制度・ガイダンスの更新が頻繁な分野であるため、個別の判断を行う前に必ず最新のFTA・財務省ガイダンスをご確認ください。試算例は説明目的の一般化されたものです。
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